murmur * 2019

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2019.10.17

 ご無沙汰いたしております、忍足あすかです。皆様、台風被害はいかがでしょうか。被災した皆様におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く復旧、復興いたしますように。
 
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 あー。
 うん。はい。
 先日、愛猫が虹の橋を渡りました。
 怒りん坊で、神経質で、怖がりで、手のかかる、かわいいかわいい子です。愛称・怒れる女神さま。
 遺影をプリントアウトしようとスマートフォンの画像フォルダを開いたところ、驚くほど真っ黒でした(黒猫)。
 我が家には今、七名のお猫様がいらっしゃいます(この間仔猫を保護しまして、家族が増えました)。亡くなった愛猫・珊瑚を合わせれば八名。
 この間保護したばかりのちびちゃんは除外するとして、珊瑚のほかに六名様ものねこがいたんですよ。
 それなのに、私の画像フォルダは真っ黒だった。
 贔屓というわけではないんです。ただ単純に、彼女が真っ黒だから画面内で目立つというだけです。真っ黒のインパクトすごい。縮小画像だとよくわかります。実に黒い。
 神経質で怖がりの彼女は、ほとんど私の部屋から出ませんでした。ごはんのときくらいです。お水もトイレも私の部屋に置いてあったので、なおのこと外に出なかったのですね。
 私はこれまでの経験で、「写真は残しておかないと後悔する」とそれなりに学習しています。これまで見送ってきた子たち、ほとんど写真が残っていない。我が家の人間が基本的に『写真に残して記念にする』というタイプでないことも一因ですが、わかってはいても、いざ見送ったとき、ものすごく寂しかったのです。
 だから、私は意識的に写真を撮るようにしていました。
 私が眠れなくて苦しんでいるとき、傍らに来て『ねむねむの魔法』をかけてくれたのは彼女でした。
 もうすぐ冬が来ますね。
 この冬から、私はひとりで寝ないといけない。
 寂しいです。
 晩年病気に見舞われ、しんどかったろうと思います。どれだけ痛かっただろう。苦しかっただろう。
 それでも、亡くなる前日まで元気にごはんを食べて安心させてくれていた。そして、いちばんに私に見つけさせてくれた。
 ありがとうね。
 これからはあたたかいところで、怖いもののないところでゆっくりしてほしいと思います。


2019.09.13

 

 お月見〜!


2019.08.16

 

 お墓参りには行きましたか。


2019.08.15

 

 いつも一緒。


2019.08.13

 

 まるくなって寝る……。


2019.08.10

 

 弟がつくってくれる(本当にこればっかりだな)豚の角煮がおいしくておいしくて。


2019.08.09
 
 

 夕霧文庫さんのフリージア文庫レーベルから、『今様あやかし恋奇譚』が配信開始になりました! 今回のお話は、現代が舞台の異類婚姻譚です。紀伊國屋書店ウェブサイトさんやhontoさんにも置いていただいていますので、読み慣れたフォーマットを選んでいただければと思います。
 これですね、私的にかなりすごいことが起こりましてですね……表紙のことなのですが。
 表紙は指定書というか指示書というか、そういったものがありまして、「こんなイメージの表紙でお願いします」という希望を出せるようになっています。私は当初「鉄お願いします。提灯持たせてください」(※意訳)という希望を出したのですが、イラストレーターの稲垣のん先生(@inanonko)が、「お話全部読みました、どれも素敵すぎたので全員入れていいですか」(※意訳)と言ってくださって、なんと四人全員描いてくださいました。
 ……すっごい……
「ぎゃああああ、えっえっ、すごい、どうしようすごい」
 が、私がいちばん最初に抱いた感想です。びっくりするでしょこんな表紙……四人入ってるんですよ……細かいところ(本文にある描写)まで丁寧にめっちゃ描き込んでくださっていて、本当にありがとうございます。
 
 お化けの季節、普段は境界線のむこう側にいる彼らとのありふれた遣り取りを楽しんでいただければ幸いです。どうぞよしなに!

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