murmur * 2019

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2019.11.08

 

 今年は九月に毎年恒例となっている台詞、「クリスマスとお年賀が射程範囲に入りましたね」を言いませんでしたね。

 両方描けました!!!

 次はバレンタインだ!


2019.11.07

 

 私はお狐様とおみい様に守っていただいている。


2019.10.25

 先日、また家族がひとり減りました。享年七歳。鯖トラの瑠美(『るび』。うちの女の子はみんな宝石の名前からとっているので、ルビーの当て字)です。
 生まれたときからの家猫で七歳はどうなんだろう、今のご時世みんな結構長生きだと思うんですけど、十歳にも満たないのはやっぱり早逝に入るのでしょうか。
 私にとっては早逝です。
 もっと一緒にいたかった。
 なでなでも抱っこも嫌いで、いつもソファの下の奥の方とか、キャットタワーのいちばん上の筒の中とか、とにかく人間の目に触れない、人間の手が届かないところにいる子でした。基本的に、どこにいるのかわからないような子だった。お水を飲むのもごはんを食べるのも、ひとの目を盗んでこっそり……という徹底ぶり。
 そのせいか、「いなくなった」という感じがまったくしません。
 今もまだ、ソファの下にいる気がする。キャットタワーの最上段の筒の中で、まるくなって寝ている気がする。気配がない子だったのです。だから、実感が湧かないのです。
 瑠美が虹の橋を渡ったのは、夜中だったようです。
 早朝に母が発見した(段ボールに身体半分隠した状態で逝ってた)のですが、目を閉じた、くちもともきちんと閉じたやさしい顔をしていました。寝ているうちに逝ってしまったんだと思います。静かな、安らかな寝顔でした。
 もともとかなりの虚弱体質だったので、七歳はとても頑張ってくれたのだと思います。
 でも、寂しい。
 寂しいです。
 まだそこら辺にいる気がして、でもいなくて、だからとても寂しい。
 ごはんにあまり執着を持っていない子だったので、カリカリのほかには、ちょっと豪華なお花を添えて送りました。
 虹の橋のむこうで、しあわせでありますように。
 
 ・
 さて、家族が減ってばかり――に思えるのですが、実は増えてもいます。↓ にも書いてあるとおりです。ある夜、突然我が家のリビングの網戸にはりつき、鳴き叫んで存在をアピール、放っておくわけにもいかないので保護した生後半年くらいの仔猫。お医者さんによると、
「うーん、栄養状態がよくなかったとしたら、もう九ヶ月くらいになるかもしれませんが……牙からすると、やっぱり半年くらいですかね」
 とのこと。
 この子がねえ……とても元気でしてね……
 普通、新しい家に来たら、最初のうちは怖がったり警戒したりしそうなものじゃありませんか。しかも私の家には先住猫がいるわけですし。なのに、まったく遠慮がない。普ッ通に伸びて寝る。なんなの。
 めっちゃよく食べる。自分の分はもちろんですが、お兄ちゃんお姉ちゃんの食べ残しまで食べようとする。腹いっぱい食べようとする。
 そしてよく遊ぶ。
 うちの子たち、仔猫のときだってこんなに遊ばなかったぞ……? これが普通なの? と戸惑うくらいによく遊ぶ。
 女の子だったので、蛍石からとって、蛍と名付けました。
「おへそがないね〜派遣されたからおへそがないんだね〜」が鉄板ネタ。
 おへそが見つからないくらいきれいに取ってあるんですよ。派遣というのは、「お姉ちゃん(私)が寂しがってすぐ泣くから、慰めに行ってあげなさい」といって猫神様が遣わしてくださった、という意味です。実際我が家には不定期で猫が派遣されてくる。どこから来たのかわからない仔猫が網戸にはりついて鳴き叫び、自ら保護されに来ます。
 寂しさや哀しさはあるのですが、ちょっと気が紛れているのは事実です。そして、この子「好き」という愛情表現のひとつに、「手をぺろぺろ舐める」というのがあることが判明。
 珊瑚と同じです。
 元気さはずば抜けていて二匹分のエネルギー。控えめだった瑠美をカバーしているみたいです。
 やっぱり、珊瑚と瑠美が神様にかけあって、派遣してくださったのかもしれない。
 ふたりが逝ってしまったのはとても哀しいけれど、蛍のおかげで笑顔になれています。


2019.10.17

 ご無沙汰いたしております、忍足あすかです。皆様、台風被害はいかがでしょうか。被災した皆様におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く復旧、復興いたしますように。
 
 ・
 あー。
 うん。はい。
 先日、愛猫が虹の橋を渡りました。
 怒りん坊で、神経質で、怖がりで、手のかかる、かわいいかわいい子です。愛称・怒れる女神さま。
 遺影をプリントアウトしようとスマートフォンの画像フォルダを開いたところ、驚くほど真っ黒でした(黒猫)。
 我が家には今、七名のお猫様がいらっしゃいます(この間仔猫を保護しまして、家族が増えました)。亡くなった愛猫・珊瑚を合わせれば八名。
 この間保護したばかりのちびちゃんは除外するとして、珊瑚のほかに六名様ものねこがいたんですよ。
 それなのに、私の画像フォルダは真っ黒だった。
 贔屓というわけではないんです。ただ単純に、彼女が真っ黒だから画面内で目立つというだけです。真っ黒のインパクトすごい。縮小画像だとよくわかります。実に黒い。
 神経質で怖がりの彼女は、ほとんど私の部屋から出ませんでした。ごはんのときくらいです。お水もトイレも私の部屋に置いてあったので、なおのこと外に出なかったのですね。
 私はこれまでの経験で、「写真は残しておかないと後悔する」とそれなりに学習しています。これまで見送ってきた子たち、ほとんど写真が残っていない。我が家の人間が基本的に『写真に残して記念にする』というタイプでないことも一因ですが、わかってはいても、いざ見送ったとき、ものすごく寂しかったのです。
 だから、私は意識的に写真を撮るようにしていました。
 私が眠れなくて苦しんでいるとき、傍らに来て『ねむねむの魔法』をかけてくれたのは彼女でした。
 もうすぐ冬が来ますね。
 この冬から、私はひとりで寝ないといけない。
 寂しいです。
 晩年病気に見舞われ、しんどかったろうと思います。どれだけ痛かっただろう。苦しかっただろう。
 それでも、亡くなる前日まで元気にごはんを食べて安心させてくれていた。そして、いちばんに私に見つけさせてくれた。
 ありがとうね。
 これからはあたたかいところで、怖いもののないところでゆっくりしてほしいと思います。


2019.09.13

 

 お月見〜!


2019.08.16

 

 お墓参りには行きましたか。


2019.08.15

 

 いつも一緒。


2019.08.13

 

 まるくなって寝る……。


2019.08.10

 

 弟がつくってくれる(本当にこればっかりだな)豚の角煮がおいしくておいしくて。


2019.08.09
 
 

 夕霧文庫さんのフリージア文庫レーベルから、『今様あやかし恋奇譚』が配信開始になりました! 今回のお話は、現代が舞台の異類婚姻譚です。紀伊國屋書店ウェブサイトさんやhontoさんにも置いていただいていますので、読み慣れたフォーマットを選んでいただければと思います。
 これですね、私的にかなりすごいことが起こりましてですね……表紙のことなのですが。
 表紙は指定書というか指示書というか、そういったものがありまして、「こんなイメージの表紙でお願いします」という希望を出せるようになっています。私は当初「鉄お願いします。提灯持たせてください」(※意訳)という希望を出したのですが、イラストレーターの稲垣のん先生(@inanonko)が、「お話全部読みました、どれも素敵すぎたので全員入れていいですか」(※意訳)と言ってくださって、なんと四人全員描いてくださいました。
 ……すっごい……
「ぎゃああああ、えっえっ、すごい、どうしようすごい」
 が、私がいちばん最初に抱いた感想です。びっくりするでしょこんな表紙……四人入ってるんですよ……細かいところ(本文にある描写)まで丁寧にめっちゃ描き込んでくださっていて、本当にありがとうございます。
 
 お化けの季節、普段は境界線のむこう側にいる彼らとのありふれた遣り取りを楽しんでいただければ幸いです。どうぞよしなに!

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