あとがき。

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 一年を十二ヶ月で追いかけました『十二ヶ月』、いかがでしたでしょうか。心に残る月があったでしょうか。もしもあったのでしたら、望外の喜びです。
 今回のテーマは恋でした。私は未だに恋がよくわからないので、それを書いてみようと思ったのがすべてのはじまりです。色々なひとを通して、色々な角度から書いてみた今、私の中で恋がどんなものか答えが出たかと申しますと……
 出ていません。
 やっぱり十二話程度でわかるものではありませんでした。甘かった。出直してきます。また何らかのかたちでリベンジしたい。
 お話の中では、ホップの花言葉にあったはずの『キスして』がネットでひっかからなくて「あら? キスは?」となったり(結局「でもメモってあったもの!」と開き直りましたが)、案の定ブロマンスが入ってきたり、百合っぽいのが入ってきたり、ツバメっぽいのが入ってきたり、そのわりには大好きなおじさま×少女を今回も書けなかったりと、まあ通常運転の私でした。
 恋ってほんとうなんなのでしょうね。具体的に何をどうするんだろうか。ひととひととの繋がりにおける最大の謎のような気がします。こんな不安定なものがほかにあるだろうか。
 あなたにとって、恋はどんなものですか。
 恋を追いかけた十二ヶ月、あなたの心にわずかでも恋の残滓を感じていただけましたら、私はとても報われます。
 贅沢を申しますれば、登場人物の相関図にふむふむしてによによしていただけたら、とても嬉しいです。ああこの子はあのひとの娘だなとか息子だなとか、ああこのひとはあのひとだなとか結びつけてみてください。ちょっと違って見えるかもしれません。
 一年かけて一月ずつ追いかけてくださった方も、まとめて読んでくださった方も、これから読むよという方も、ありがとうございます。
 あなたの中にある恋が、ふり向いたとき、いつもきらきらしいものでありますように。


 2018年12月、クリスマスカードと年賀状作成に追われながら。



 

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